"コミュニケーションを成立させるものは受け手であり、コミュニケーター(内容を発する者)ではないとするならば、聞く者が受け取ることが出来なければコミュニケーションは成立しない、と言うことになる。この理解がコミュニケーション成立のためのポイントの一つだ。
これを前提に考えると、知識労働者というものは指示、命令で働く者ではないので、上司の指示、命令だけで部下を動かそうとすること自体に無理があることに気づく。
したがって、知識労働者に対しては問うことや本人の気づきが必要となる。「なにが」「なぜ期待されているのか」。自らを方向付けられるように情報、対話、指導を必要とする。これにより、知識労働者自身が自らの貢献すべきことを知ることが可能となる。
それと同時に、自ら導き出した貢献の範囲においては、自らに責任があることを自覚する。一方で上司の方には部下について強みを生かし発揮させるという責任が発生することを忘れてはいけない。" https://yaplog.jp/happpykarate/archive/131