"強みの上に強みを重ねていく、あるいは強みを磨き続けることで「卓越性」は高まっていく。しかし、それが価値あるものであるかどうかは、外の世界に規定される。
つまり、世の中に貢献するもの、役に立つものであればその強みは大きな価値を生み、役に立たなければ価値は小さいということになる。
大きな価値生み出す人物の眼差しは、貢献(外の世界)へと向かっていると言え、常に高い目標を自らに設定し、自らを磨き、成長し続ける。そのような人物が一人でもいれば、良い意味で他の人間に刺激を与え、周囲も触発されるに違いない。
そのような人物こそ、まさに「リーダー」と呼ぶに相応しい。ドラッカーは「人間集団の基準というもはリーダーの仕事ぶりによって決定される。したがってリーダーこそ強みに基づいて仕事をしなければならない。(中略)人の世界では、リーダーと普通の人たちとの距離は一定である。リーダーの仕事ぶりが高ければ普通の人の仕事ぶりも高くなる。(中略)リーダー的な地位、すなわち標準を設定し基準を定める地位には、傑出した基準を設定できる強みをもつ人をつけなければならない」と言っている。
このように、リーダーとは誰かによって地位や役割が与えられるのではなく、貢献に眼を向け、高い基準と目標を自ら設定し、強みを磨き成長することで結果(成果)を出す人物である。" https://yaplog.jp/happpykarate/archive/131