"やっと確保した固まりの時間も問題や不具合が生じると「なすべき仕事」ではなく、問題や不具合に時間の優先権が移動してしまう。特に緊急であればなおさら。
しかし、問題の解決ではプラス・マイナスが「0(ゼロ)」になるものの、成果を生み出さない。
ドラッカーは、「問題ではなく、機会に焦点を合わせることが必要である。(中略)成果は機会から生まれる。(中略)よほどの大事件でも起こらないかぎり、問題を検討するのは、機会を分析しその利用の仕方を決めてからにすべきである」と言う。
勿論、問題を放置したままで良いかと言えばそうではない。しかし、放置してもほとんど影響がでないものと、放置するととんでもないことになるものがある。
そこで、ひとつの判断材料として「(放置した場合の)最悪のケースは何か?」を一度想定してみることが重要だ。また、同時に「この問題には、どんなチャンス(機会)があるのか?」を合わせて考えたいものだ。" https://yaplog.jp/happpykarate/archive/131