2021年05月05日

No.3292プロフェッショナルの条件Part3#3時間を管理する134L10【ほとんどの人たちは、二次的な仕事を後回しにすることによって自由な時間をつくろうとする。そのようなアプローチの仕方では、たいしたことはできない】P.F.ドラッカー連続投稿世界一 3,292日目(2021年5月5日)感謝!!

"ここでは「自由な時間」と「アプローチ」に注目したい。

「二次的な仕事を後回しにすることによって自由な時間をつくる」というアプローチは、かなりの人が行っているやり方ではないだろうか。

しかし、これでは「時間に対する新しい要求が出てくると、自由な時間や、そこでしようとしていた仕事のほうを犠牲にしてしまう」とドラッカーは述べている。

さらに、「数日あるいは数週間後には新しい危機や些事に食い荒らされて、せっかくの自由にできる時間は霧消している」と、言うのである。

では、どのように対処するのがベストか。ドラッカー流のアプローチは以下である。

@初めに本当に自由な時間がどれだけあるのかを計算する
A次に適当なまとまりの時間を確保する(つくる)
B非生産的な仕事が確保した(自由な)時間を蚕食しないようにする

ポイントは、最初に確保した時間をスケジュールに割り付けたなら、その時間で重要な仕事を行う。それ以外の仕事はこの時間では行わない。それを遵守する。

二次的な仕事を後回しにするというアプローチでは、たいした仕事はできない。最初にまとまった時間をどれくらい作れるか計算し、まとまった時間をスケジュールに組み込んだなら重要な仕事以外は行わないことである。" https://yaplog.jp/happpykarate/archive/131
posted by 剛 at 07:52| Comment(0) | ドラッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする