"ドラッカーは、「貢献に焦点を合わせることによって、組織の内部における努力、仕事、諸々の関係から、組織の外部すなわち組織の成果に目を向けることができる」と言う。
私たちが、成果をあげることを要求されながら成果をあげることがきわめて困難なのは「組織の内なる世界にいる」ということあげられる。
つまり、組織の外にいる顧客が製品やサービスを購入してくれるからこそ組織は成果をあげることができる、ということを忘れがちだ。
その事実を忘れて内部の問題にばかり焦点を合わせすぎる傾向がある、ということだ。
(次号へ続く)"