"「『自分にできて人にできないことで、もし本当にうまくやれば会社を大きく変えるものは何か』と自問した。そして彼は、彼にできる真に意味ある貢献は、明日のエグゼクティブを育成することであるという結論を得た」。
これは大手小売りチェーンのNO2が急遽社長を継ぐことになり、自らの貢献について考え、行動したエピソードのなかの一文だ。
私たちが、貢献について考えるとき「自らの果たすべき貢献を考えることは、知識の段階から行動の段階への起点となる」とドラッカーは述べている。
そして、「問題は、何に貢献したいかと思うことではない。何に貢献せよと言われたかでもない。何に貢献すべきかである」としている。このように、先ずは『何に貢献すべきか』を自ら考えることが重要だ。
(次号へ続く)"
2022年01月14日
No.3546プロフェッショナルの条件Part2#3貢献を重視する83F4【貢献に焦点を合わせることこそ、成果をあげる鍵であるE】P.F.ドラッカー連続投稿世界一 3,546日目(2022年1月14日)感謝!!
"(前回続き)
しかし、外の世界(例えば顧客)に目を向けることを忘れ、組織内部の人間関係、摩擦、問題、課題などに目が向き時間と労力を費やし過ぎると真にあげるべき成果をあげることができない。
したがって、私たちは意識的に「外の世界」に目を向ける努力をしなくてはいけない。貢献に焦点を合わせると言うことは、貢献というフィルターを通して「外の世界」を見ることだ。
その結果、自らの「なすべき貢献(仕事)は何か」「何でなければならないか」と言う問いに答えていくことが出来るようになるのだ。"
しかし、外の世界(例えば顧客)に目を向けることを忘れ、組織内部の人間関係、摩擦、問題、課題などに目が向き時間と労力を費やし過ぎると真にあげるべき成果をあげることができない。
したがって、私たちは意識的に「外の世界」に目を向ける努力をしなくてはいけない。貢献に焦点を合わせると言うことは、貢献というフィルターを通して「外の世界」を見ることだ。
その結果、自らの「なすべき貢献(仕事)は何か」「何でなければならないか」と言う問いに答えていくことが出来るようになるのだ。"