"ドラッカーは「貢献に焦点を合わせるということは、つまるところ、成果をあげることに焦点を合わせることである」、「組織の中に成果は存在しない。すべての成果は外にある」と言う。
つまり、社会や顧客という組織の「外の世界」の人たちが、組織が生み出すサービスや商品の価値を認め、対価を支払い収入と利益に変えてくれるからこそ組織としての成果になると言う意味だ。
一方、現代社会では、多くの人が組織で働いている。人は「組織の成果」に貢献することで、自らが生み出す産出物の断片を「自らの成果」に変えることが可能となる。
(次号へ続く)"