"(前回続き)
ドラッカーによると、ロバート・マクナマラはフォード社では内部管理の人間であったため、政治的な動きが苦手だったと言う。そのため、最初のうちは議会工作を部下たちに任せていた。
ところが、国防長官の仕事には議会の理解と支持が必要であることを知り、自らを駆り立てたとのこと。
つまり、これは過去に経験のない任務やあまり得意ではない仕事であっても自らの貢献を問い、それが自分の「なすべきこと」であるならば「役割」として任務を果たさなくてはいけないこと。
また貢献すべきことが変われば必要に応じて、自らを変化させる必要があることを示す。
(さらに次号へ続く)"