"「時には、せっかくの意思決定が認められないことがあるかもしれない。降格されたり、解雇されたりすることがあるかもしれない。だがその仕事をしているかぎり、目標や基準や貢献は自らの手の中にある」
「その仕事をしているかぎり、目標や基準や貢献は自らの手の中にある」とは、どういったことのなのか。
ドラッカーは言う、「知識労働者は意思決定をしなければならない。(中略) 自らの貢献について責任を負わなければならない。自らが責任を負うものについては、自らの知識によってほかの誰よりも適切に意思決定しなければならない」と。
社会が組織社会となり、個々人が専門知識労働者として働くようになった現代。一定の方向づけは必要とするものの、誰かの指示・命令だけに従って働いていればそれで良いという訳にはいかなくなった。
その現場で求められる知識や専門領域においては、『自らの知識によってほかの誰よりも適切に意思決定しなければならない』という訳だ。
(次号へ続く)" https://yaplog.jp/happpykarate/archive/131
2022年08月31日
2022年08月30日
No.3774プロフェッショナルの条件Part2#2なぜ成果があがらないのか74F3【すべての成果は外の世界にある。客が製品やサービスを購入し、企業の努力とコストを収入と利益に変えてくれるからこそ、組織としての成果があがる】P.F.ドラッカー連続投稿世界一 3,774日目(2022年8月30日)感謝!!
"「顧客は、市場の需給関係のもとに意思決定を行う自由経済下の消費者であることもあれば、非経済的な価値判断に基づいて意思決定を行い需給を規定する社会主義政府であることもある。しかし、いずれの場合も、意思決定を行う者は企業の内部ではなく外部にいる」
ドラッカーは、「組織の中に成果は存在しない。すべて成果は外にある」とし、組織の成果はすべて組織の外の顧客によって規定される旨のことを述べている。
ところが、私たちが日常のなかで時間や労力や資源を奪われがちなのが、組織の外部ではなく組織内部に関することだ(例えば、急を要する問題、人間関係、摩擦など)。これをドラッカーは、「第4の現実」と言った。
しかし、冒頭述べたように組織内部には成果は存在しない。組織の使命を決めるのも、組織の事業を決めるのも、顧客であり顧客の価値・価値観だ。
このことから、私たちは組織内部ではなく、外部に目を向けることが必要だ。組織への貢献を通じて外の世界(顧客)や顧客の価値・価値観に目を向け応えることが重要だろう。" https://yaplog.jp/happpykarate/archive/131
ドラッカーは、「組織の中に成果は存在しない。すべて成果は外にある」とし、組織の成果はすべて組織の外の顧客によって規定される旨のことを述べている。
ところが、私たちが日常のなかで時間や労力や資源を奪われがちなのが、組織の外部ではなく組織内部に関することだ(例えば、急を要する問題、人間関係、摩擦など)。これをドラッカーは、「第4の現実」と言った。
しかし、冒頭述べたように組織内部には成果は存在しない。組織の使命を決めるのも、組織の事業を決めるのも、顧客であり顧客の価値・価値観だ。
このことから、私たちは組織内部ではなく、外部に目を向けることが必要だ。組織への貢献を通じて外の世界(顧客)や顧客の価値・価値観に目を向け応えることが重要だろう。" https://yaplog.jp/happpykarate/archive/131
2022年08月29日
No.3773プロフェッショナルの条件Part2#2なぜ成果があがらないのか81F7【成果をあげる人に共通しているのは、自らの能力や存在を成果に結びつけるうえで必要とされる習慣的な力であるE】P.F.ドラッカー連続投稿世界一 3,773日目(2022年8月29日)感謝!!
"「成果をあげるために身につけておくべき習慣的な能力は五つある。(中略) (5)成果をあげるよう意思決定を行うことである。決定とは、つまるところ手順の問題である。(中略)必要なものは、ごくわずかの基本的な意思決定である。あれこれの戦術ではなく一つの正しい戦略である」
意思決定において重要なことは、不変のものを見つつ問題の根本を理解し、原則と方針に従って決定を行うこと。
もし、原則や方針を決めず個々の問題を都度都度、決定していたのでは、骨組みのない生き物のように方向性が定まらずあちらこちらに行き、本質的な問題は解決されないその場しのぎのものとなってしまう。
したがって、意思決定では目的を達成するための方法や手段(戦術)よりも、組織を運営していくにあたっての将来を見据えた方策(戦略)による決定がより重要だ。
なぜなら、その意思決定が組織を通じて、永く社会へ影響していくのだから。" https://yaplog.jp/happpykarate/archive/131
意思決定において重要なことは、不変のものを見つつ問題の根本を理解し、原則と方針に従って決定を行うこと。
もし、原則や方針を決めず個々の問題を都度都度、決定していたのでは、骨組みのない生き物のように方向性が定まらずあちらこちらに行き、本質的な問題は解決されないその場しのぎのものとなってしまう。
したがって、意思決定では目的を達成するための方法や手段(戦術)よりも、組織を運営していくにあたっての将来を見据えた方策(戦略)による決定がより重要だ。
なぜなら、その意思決定が組織を通じて、永く社会へ影響していくのだから。" https://yaplog.jp/happpykarate/archive/131