2022年10月31日

No.3836プロフェッショナルの条件Part4#172F3【コミュニケーションは常に、受け手に対し何かを要求するA】P.F.ドラッカー連続投稿世界一 3,836日目(2022年10月31日)感謝!!

"「メッセージが受け手の価値観に多少なりとも触れないかぎり、コミュニケーションが行われることはない」

ドラッカーは、「コミュニケーションは受け手に何かを要求する。受け手が何かになること、何かをすること、何かを信じることを要求する」と言う。つまり、相手(受け手)に対し、強い負担を強いる訳だ。

したがって、メッセージが相手の価値観や欲求、目的に合致していれば、それは強力なコミュニケーションとなる。

しかし、問題はこれとは反対のとき、つまり相手の価値観や欲求、目的と合致しない場合だ。この場合、全く受け入れられないか、激しく抵抗を受ける。なぜなら、それは相手の実存に関わることだからだ。

したがって、コミュニケーションをはかる場合には、多少でも相手の価値観に触れることが必要だ。そのためには、「相手を知る」こと。

相手の普段よく口にする(心の)言葉に耳を澄まし、相手の普段の態度(何に感動し、何に怒るのかetc)に目を凝らして観察すること。それが重要だろう。
" https://seishinkan-dojo.hateblo.jp/
posted by 剛 at 06:28| Comment(0) | ドラッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月30日

No.3835プロフェッショナルの条件Part4#169F4【コミュニケーションについての議論は多い。しかるに、実際のコミュニケーションは不足したままであるB】P.F.ドラッカー連続投稿世界一 3,835日目(2022年10月30日)感謝!!

"(前回続き)

ただし、マネジメント上のコミュニケーションについては、
@コミュニケーションとは知覚
Aコミュニケーションとは期待
Bコミュニケーションとは要求
Cコミュニケーションとは情報ではない
と言うこと学んだ、と述べている。

したがって、私たちはコミュニケーションについて多くを理解していないし、まだまだこれからだといえる。

いずれにしても、私たちが日頃から言うコミュニケーションと呼んでいるものは別ものである。" https://seishinkan-dojo.hateblo.jp/
posted by 剛 at 07:17| Comment(0) | ドラッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月29日

No.3834プロフェッショナルの条件Part4#169F4【コミュニケーションについての議論は多い。しかるに、実際のコミュニケーションは不足したままであるA】P.F.ドラッカー連続投稿世界一 3,834日目(2022年10月29日)感謝!!

"「今日ほど、コミュニケーションに力が入れられたことはない」

ドラッカーは、「コミュニケーションは、企業、軍、政府機関、病院、大学、研究所を問わず、今日あらゆる組織において最大の関心事である」と述べている。

しかし、明らかになったことはコミュニケーションはとらえどころがないということだけだ、としている。しかも、実際にはコミュニケーションは減少する一方だとしている。

そもそも、コミュニケーションについては学習理論、電子工学、遺伝子工学などの分野における研究の副産物として、あるいはマネジメントの現場での失敗の経験から得られたものであることをドラッカーは述べている。

つまり、私たちの知るコミュニケーションとは、コミュニケーションそのものの研究成果として得られたものではない、ということである。

(次号へ続く)

" https://seishinkan-dojo.hateblo.jp/
posted by 剛 at 07:03| Comment(0) | ドラッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする