2022年12月31日

No.3897プロフェッショナルの条件Part4#1意思決定の秘訣155L1【経営方針なるものには、行動のための措置が何も盛り込まれていない。その実行が、誰の仕事にも、誰の責任にもなっていない。そのため、それらの経営方針は、トップがまったく行う気のないお題目と冷たい目で見られることになるA】P.F.ドラッカー連続投稿世界一 3,897日目(2022年12月31日)感謝!!

"(前回続き)

これとは反対に、この例の大企業の会長は、組織構造や組織目標を変える意思決定はしたが、その実施にあたっては、新設の目立つ3つの副社長ポストに守旧派代表格の人間を任命した。

これによって社内の人たちには、「本当は改革する気がない」と言うメッセージとして伝わってしまったのだ。

この2つの事例からも判るようにポイントは、意思決定をしたら、決定に沿ってトップをはじめとする関係者が行動や態度を変える必要があるだろう。

意思決定の実施が成果をあげるためには、評価基準をはじめ、仕事の水準、行動や態度を変えなければ、「本当は改革する気がない」と伝えているのと同じなのだ。" https://yaplog.jp/happpykarate/archive/131
posted by 剛 at 08:18| Comment(0) | ドラッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月30日

No.3896プロフェッショナルの条件Part4#1意思決定の秘訣155L1【経営方針なるものには、行動のための措置が何も盛り込まれていない。その実行が、誰の仕事にも、誰の責任にもなっていない。そのため、それらの経営方針は、トップがまったく行う気のないお題目と冷たい目で見られることになる@】P.F.ドラッカー連続投稿世界一 3,896日目(2022年12月30日)感謝!!

"「これと対照的に、ある歴史と由緒のある大企業の優れた会長兼CEOは、組織構造や企業目標を変えてはみたものの、何ら成果をあげることができずに失敗した。誰もが改革の必要性は認めていた。(中略)しかし会長は、新しい組織構造の中の目立つポスト、特に新設の三つの副社長ポストに守旧派の代表格の人たちをつけてしまった。それは、社内の人間にとっては「本当は改革をする気のない」ことを意味した」

「これと対照的に」の『これ』とは、ベル電話会社の当時社長であったセオドア・ヴェイルの意思決定と決定の実施に関すること。

ヴェイルは、当時、社訓を「われわれの事業はサービスである」と変更し、評価の基準を利益よりも提供したサービスで評価するようにした。また、それに応じて、最高のサービスが最適の利益をもたらすようベルを組織したのだ。

(次号へ続く)" https://yaplog.jp/happpykarate/archive/131
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2022年12月29日

No.3895プロフェッショナルの条件Part4#1意思決定の秘訣156F8【オペレーションズ・リサーチの専門家の間で語られる有名な話が、「誰が決定を知らなければならないか」という問いの大切さを教えるB】P.F.ドラッカー連続投稿世界一 3,895日目(2022年12月29日)感謝!!

"(前回続き)

意思決定の難しさは、決定者と行動者が違うところにある。

決定者の意思決定の意図や目的はもちろん、中身の理解、行動者が行動できるレベルものであることが重要だ。

それと同じように影響の範囲についても考慮する必要があるという。

このことから、意思決定においては、「誰がこの意思決定を知らなければならないか」との問いを発することが大切だ。

そして、意思決定が成果をあげるよう意思の疎通に努めることが重要だろう。" https://yaplog.jp/happpykarate/archive/131
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