2023年11月30日

No.4,231マネジメント(中)#31マネジメントの仕事マネジメント(上)#19働く人と働くことのマネジメント285F1【第二次世界大戦の頃に人間関係学派の研究成果が発表されて以降、動機づけ、自己実現、産業心理学、産業社会学、人間関係についての研究と文献が花ざかりとなった。(中略)それらのうち最も引用されているものが、ダグラス・マクレガーがその著書『企業の人間的側面』で紹介したX理論とY理論であるG】P.F.ドラッカー連続投稿世界一 4231日目(2023年11月30日) 感謝‼

"(前回続き)

ところが、恐怖が動機づけに成り得なくなったと言うことは、恐怖に代わる新たな動機づけが必要となった、と言うことを意味する。

そこで、ドラッカーが恐怖に代えてあげているのが、「責任」だ。この責任は、期待をかけ期待に応える「責任」と言っても良いかも知れない。

このように、人々を縛り付けていた「恐怖」と言う動機づけは、社会の豊かさと共に消えていった。しかし、恐怖の消滅は他の動機づけを必要とする、新たな課題を生んだ。この新たな課題に対し、ドラッカーは「責任」という動機づけをあげた。

さて、私たちは日々の仕事のなかで、この「責任」をどの程度全う出来ているものなのだろうか。ときどき、振り返って見たいものだ。"
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posted by 剛 at 06:50| Comment(0) | ドラッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月29日

No.4,230マネジメント(中)#31マネジメントの仕事マネジメント(上)#19働く人と働くことのマネジメント285F1【第二次世界大戦の頃に人間関係学派の研究成果が発表されて以降、動機づけ、自己実現、産業心理学、産業社会学、人間関係についての研究と文献が花ざかりとなった。(中略)それらのうち最も引用されているものが、ダグラス・マクレガーがその著書『企業の人間的側面』で紹介したX理論とY理論であるG】P.F.ドラッカー連続投稿世界一 4230日目(2023年11月29日) 感謝‼

"(前回続き)

ところが、やがて時が経ち工業化社会になると社会が豊かになり、それまでに比べ人々の暮らしも、やがて豊かになっていく。そして、人々を動機づけていた「恐怖」は動機づけとしての効力を失っていった。

ドラッカーが、「人を働かせるための動機づけとしての恐怖が消滅したということは重大な進歩である」としたように、恐怖が動機づけと成り得なくなったこと自体はとても良いことと言える。

(次号へ続く)"
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posted by 剛 at 07:35| Comment(0) | ドラッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月28日

No.4,229マネジメント(中)#31マネジメントの仕事マネジメント(上)#19働く人と働くことのマネジメント285F1【第二次世界大戦の頃に人間関係学派の研究成果が発表されて以降、動機づけ、自己実現、産業心理学、産業社会学、人間関係についての研究と文献が花ざかりとなった。(中略)それらのうち最も引用されているものが、ダグラス・マクレガーがその著書『企業の人間的側面』で紹介したX理論とY理論であるG】P.F.ドラッカー連続投稿世界一 4229日目(2023年11月28日) 感謝‼

"「失業者さえ十分な生計の資を得られるほどに豊かになった社会では、恐怖は仕事の動機づけの力を失った」

肉体労働が主流であった頃の時代、労働者は自らの職を失うなどの恐れ、いわゆる「恐怖」が伝統的な動機づけだった。そのため、賃金や労働条件が悪くとも人々は恐怖によって働き、この恐怖を奪い取ることこそが労働運動の目的だった。

(次号へ続く)
"
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posted by 剛 at 06:42| Comment(0) | ドラッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする