"肉体労働のために開発した手法とは、F.W.テーラーの科学的管理法やW.E.デミングの統計的品質管理に代表されるような手法だ。この手法では労働者(主に肉体労働)は予め行うべき仕事が決められており、管理・監督によって仕事が行われる。そして、その生産性は効率によって測定することが可能である。
一方、知識労働はこの手法による測定方法には適さない。なぜなら、肉体労働が生み出すものが物であるのに対し、知識労働が生み出すものは知識、情報、アイディア、コンセプトだからだ。そのため、知識労働の生産性は効果、例えば顧客の価値の増加による測定が必要となる。
また、知識労働では予め決まった仕事を行えば効果(顧客価値の増加)が得られるものばかりではない。そのため効果の得られるものを適切に選び行わなければならない。
このことから、必要とされることは、仕事の「目的」を考え抜くことだ。目的を考え抜き、行うべき仕事に取り組むこと。行うべき仕事に適切に取り組むことで、最短で最大効果の仕事が出来るようになるのだ。" https://yaplog.jp/happpykarate/archive/131
2020年11月22日
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