"「その病院長は、ブライアン看護婦が古参看護婦のひとりであることを後で知った。特に優れた看護婦でもなく、婦長を務めたこともなかった。だが彼女は、担当病棟で何か新しいことが決まりそうになると、「それは患者さんにとっていちばんよいことでしょうか」と必ず聞くことで有名だった。事実、ブライアン看護婦の病棟の患者は回復が早かった」となっている。
数年後、この病院では『ブライアン看護婦の原則』なるものができたそうだ。
もし、最初の会議で「この答えに、ブライアン看護婦は満足するだろうか」と言う異なる意見が出なければ、恐らく決定は自分たち(病院側)にとっては満足のいく決定になっていただろう。
しかし、それは自分たちとって良い決定でも、患者の立場からすると意味のない決定だったかもしれない。
このことからも、成果は相手(顧客や患者など)の立場に立ち、そこにいかに最高の貢献を行うかと言う基準を定めてはじめて得られるということ。
そして、その基準は、内なる世界から抜け出し、外の世界、つまり現場を出て(見て)そこからのフィードバックによって得ることが可能である、と言うことがわかる。" https://yaplog.jp/happpykarate/archive/131
2021年01月22日
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