2025年03月17日

No.4683経営者の条件#7成果をあげる意思決定とは215F2【コンピュータを正しく使うならば、これまでやむをえず組織内部のことにエネルギーをとられていた上層のエグゼクティブが、それらの無駄から解放される。その結果、成果の得られる唯一の世界たる外部に出かけ、自らの目でものを見ることができるようになる】P.F.ドラッカーブログ投稿数世界一 4,683日目(2025年3月17日)Re:感謝‼

ドラッカーは、「コンピュータを戦略的意思決定に使うには、明確な条件分析が不可欠であり、それには高度な判断力が必要だ」と説く。

しかし、現実のエグゼクティブは、日々の雑務に追われ、本当に重要なことを見失いがちだ。その結果、本来注力すべき外部環境への目が疎かになる。

ここでコンピュータを活用すれば、重要な意思決定に集中せざるを得なくなり、優先順位が明確になる。雑務から解放され、本来の業務に専念できるのだ。

さらにドラッカーは、コンピュータが中間管理職を意思決定者に変え、全員が判断力を求められる時代が来ると予見する。

つまり、コンピュータを正しく使えば、重要な仕事とそうでないものを区別し、全員が意思決定者となる。これにより、トップ・エグゼクティブは内部業務から解放され、外部環境に集中できるのだ。
posted by 剛 at 05:58| Comment(0) | ドラッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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