2018年03月15日

No.2147創造する経営者#1企業の現実p9F1【⑸いかなるリーダーシップも、うつろいやすく短命である】P.F.ドラッカー連続投稿世界一 2,147日目 感謝‼︎

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ドラッカーは、「リーダー的な地位といえども確固たるものとはなりえない」と言う。

なぜなら、業績をあげた市場や資源である知識は誰の専有物ではないからである、としている。市場はともかく、知識が誰の専有物ではないのは、知識を永久的に隠しておくことは困難であり、誰かが出来たことは、他の誰かにも出来るからである。そのため、優れたものは拡散する。

拡散すれば、知識によって築いたリーダー的地位は長く確保することは出来ない。そのような時こそ落ち込みから脱出することが経営者の責務と言える。

そのためには、事業の焦点を問題ではなく機会にあてなければならない、と言う訳である。

したがって、いかにリーダー的な地位にあろうと確固たるものではない。優れた企業もリーダー的地位を永く獲得することは出来ない。このような状況から脱出することは経営者の責務と言えよう。

posted by 剛 at 22:00| Comment(0) | ドラッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月03日

No.1983経営者の条件#7成果をあげる意思決定とは207f3【問題にしても機会にしても規模は大きい。しかし行動しなくとも生き延びることはできる】P.F.ドラッカー連続投稿『世界一』 1,983日目 感謝‼

ドラッカーは「最後に、意思決定は本当に必要かを自問する必要がある」と述べている。


当然、意思決定しないと言う最後の選択肢は残っている。決定による影響は、組織内はもとより組織の外にも影響を与える。


そのため、得るものが犠牲、リスクを大きく上回る場合には意思決定をする必要があるが、そうでない場合はあえて意思決定しないと言う最後の選択肢があるのである。


したがって、意思決定は犠牲やリスクを勘案し最後に意思決定しないと言う選択を決定することも考えなければならない。

posted by 剛 at 15:22| Comment(0) | ドラッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月02日

No.1951経営者の条件#6意思決定とは何かp185F1【大きな成果をあげた決定もやがて陳腐化する】P.F.ドラッカー連続投稿世界一 1,951日目 感謝‼

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ドラッカーは、ヴェイル(AT&T)とスローン(GM)を例にあげ、彼らの意思決定でさえ有効かつ同じ形で生きている(1960年代当時)のは、ヴェイルの「サービスが事業」だけであると指摘している。

つまり、どんなに時間を費やした最善の意思決定も、大きな時間の経過とともに陳腐化してしまう、と言う訳である。

これは、当然のことと言える。しかし、現実的には、もはや有効と言えない意思決定によって行っている事業や仕事は慣例のように沢山ある。しかも、今では有効か否かさえ判断のつかない事業や仕事さえある。

これらのことは、決定の前提になっていたものが変化したために起こる。それは、社会の変化、人々の認識の変化、技術の進歩など様々である。そのため、意思決定が今も有効か否かを現実と照らし合わせて検証しなければならない。

これは、意思決定の中にフィードバックを講じることで検証が可能となる。

したがって、成果をあげた意思決定もやがては陳腐化する。そのため意思決定には、フィードバックを組み込み常に検証できるようにしなければならない。

Drucker told Vail (AT & T) and Sloan (GM) as an example, and even in their decision and making them live in the same way and in the same way (1960s), Veil said that "service is the only business" I point out.

In other words, the best decision to spend time will be obsolete over time.

This is a matter of course. However, in reality, there are many businesses and work done by decision-making that is no longer valid, as is customary. Moreover, there are even businesses and jobs that can not be determined even now whether it is effective or not.

These things happen because what has been the premise of the decision has changed. It is various, such as social change, people's perceptions of change, technological progress. For that reason, it is necessary to verify whether the decision is still valid or not, against the reality.

This can be verified by taking feedback into decision making.

Therefore, decision-making with good results will eventually become obsolete. For that reason, we must incorporate feedback and always be able to verify decision-making.





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posted by 剛 at 07:26| Comment(0) | ドラッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする