なぜ、リスクを伴う高度な意思決定が必要になるのか?
そもそも、なぜリスクを伴うのか?と言えば、意思決定そのものが、どんなに分析した結果であろうともリスクを伴う。
なぜなら、経験の無い未知への決断だからである。そのため、意思決定の結果は誰にも分からない。正しくもあれば間違いもある。
一方、コンピュータは分かった事実に対して論理的に計算をする。事実に基づいた計算が得意である。
と言うことは、意思決定にコンピュータを使おうとするならば、前もって必要条件の分析はもとより、多くの情報をコンピュータに与えて分析することとなる。
このために、人間はコンピュータの出来ない未知の部分について考えなければならなくなる。
結果、ますます意思決定は高度化し、リスクを伴う意思決定にならざるを得ない、言う訳である。